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【平成28年版】自動車整備士の平均給料(月給)と平均年収

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目次
平成28年 自動車整備士の平均給料(月給)と平均年収・手取り額
整備士の年収は平成21年から平成28年で約30万円アップ!
平成27年から平成28年で整備士全体の収入はややダウンするも、企業規模によっては大幅アップ!?
従業員規模からみる整備士の待遇の改善状況
年齢と給料の関係性は?年収が最も高いのは45~49歳の整備士
他の職種と比べると整備士の給料は本当に安いのか(平成28年版)

平成28年 自動車整備士の平均給料(月給)と平均年収・手取り額

平成28年(2016年)の自動車整備士の給与などの収入は、いくら位なのでしょうか?

平成29年(2017年)2月に発表された、厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」によると整備士の毎月の給料(月給)と賞与は下のようになります。

月給29万円
年収418万円
自動車整備士 36.8 11.8 28.9 70.6 417.8 169 20 189

統計元:厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」

自動車整備士として働く人の給料の手取り額

月給29万円、年収418万円は「総支給額」となりますので、手取り額ではありません。社会保険などを引かれた後の実際の手取りの給料はどの位になるのでしょうか?

手取りは支給額の約20%が各種保険(健康保険、雇用保険等)で引かれると仮定すると

【月給(28.9万円)-各種保険(5.8万円)】となり

およそ、手取り月給は23.1万円

年収は
【手取り月給×12ヶ月+賞与(70.6万円)-賞与分の各種保険(14.1万円)】となり

およそ、手取り年収は約334万円

となります。

整備士の年収は平成21年から平成28年で約30万円アップ!

平成21年(2009年)から平成28年(2016年)の7年間で年収は約30万円近くアップしています。

内訳としては月給は1.8万円アップ賞与が7.5万円アップとなっています。

一方、全産業では年収が19.4万円アップにとどまっており、整備士の待遇の改善が進んでいるといえるでしょう。

平成21年に比べ、整備士の待遇はアップしているもの、昨年(平成27年)から本年(平成28年)は月給・賞与共にやや下がっている状況です。

月給 賞与 年収
自動車整備士 平成28年 28.9 70.6 417.8 169 20 189
平成27年 29.1 72.4 421.6 168 20 188
平成26年 28.1 68.0 405.2 170 17 187
平成21年 27.1 63.1 388.3 170 15 185
全産業 平成28年 33.4 89.4 489.9 164 13 177
平成27年 33.3 89.3 488.9 164 13 177
平成26年 30.0 84.2 444.2 163 14 177
平成21年 31.8 88.9 470.5 165 11 176

統計元:厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」

平成27年から平成28年で整備士全体の収入はややダウンするも、企業規模によっては大幅アップ!?

待遇の改善が進んでいる整備士の仕事ですが、平成27年(2015年)から平成28年(2016年)で整備士の収入やや下がっているという統計が出ています。

しかし、整備士が勤めている会社の従業員規模によって、大きく状況が異なります。

平成26年から平成27年では、中小規模の企業に勤める整備士の待遇が大きく改善された一方で1,000名以上の従業員規模の企業の待遇が思わしくなかった結果でしたが、今回の平成27年から平成28年では、逆に中小企業の待遇がほぼ横ばいとなり、大企業の待遇が大きく改善されているという結果になりました。

従業員数
整備士全体 422 418 -0.9% 1,869 1,842 1.4%
10~99名 393 394 0.3% 1,698 1,685 -0.8%
100~999名 418 413 -1.4% 1,905 1,859 -2.4%
1,000名以上 473 483 2.1% 2,054 2,177 6.0%

統計元:厚生労働省「平成27年賃金構造基本統計調査」

※時給=年収/(月の労働時間×12ヶ月) で計算

<まとめ>

  • 整備士の待遇は約10年で大きく改善されている
  • 平成27年から平成28年の待遇に関しては、中小規模の企業が厳しい現状
  • 従業員1,000人以上の企業の整備士の待遇は改善されている

従業員規模からみる整備士の待遇の改善状況

整備士の労働時間や収入は会社の規模によってどのくらいの差が生まれるのでしょうか?

厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」のデータをもとに従業員規模が「10~99名」、「100~999名」、「1000名以上」と会社の規模を分けて年収や時給単価を比較してみます。

事業規模によって、月間の平均労働時間が違う

厚生労働省のデータによると、平成28年の整備士の月の労働時間は従業員数が「10~99名の企業」で月間195時間「100~999名の企業」で月間185時間「1000名以上の企業」で月間185時間となっており、10名~99名の企業は労働時間が長い傾向が見られます。

また、過去3年間の企業規模ごとの月間労働時間の推移は下の表のようになります。

平成27年に労働時間が大きく増えていた、1000名以上の企業の労働時間が改善され、100~999名規模の企業の労働時間とほぼ同じになった一方で10~99名の企業は高止まりしていることが分かります。

従業員数
10~99名 平成28年 179 16 195
平成27年 178 15 193
平成26年 179 11 190
100~999名 平成28年 165 20 185
平成27年 163 20 183
平成26年 167 19 186
1000名以上 平成28年 160 25 185
平成27年 164 28 192
平成26年 163 23 186

統計元:厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」

年収を時給に換算するとどうなるか?

会社の規模によって、「月間の労働時間」や「年収」には差があります。ここでは、年収を時給に換算し、会社の規模ごとに、過去三年間の年収や時給を比較してみます。

小・中規模の整備事業所の待遇改善(年収) 小・中規模の整備事業所の待遇改善(時給) 小・中規模の整備事業所の待遇改善(年収アップ率) 小・中規模の整備事業所の待遇改善(時給アップ率)
従業員数
10~99名 平成28年 29 47 394 179 16 195 1,685
平成27年 29 47 393 178 15 193 1,698
平成26年 27 44 373 179 11 190 1,637
100~999名 平成28年 28 77 413 165 20 185 1,859
平成27年 28 82 418 163 20 183 1,905
平成26年 28 77 407 167 19 186 1,822
1,000名以上 平成28年 32 101 483 160 25 185 2,177
平成27年 32 94 473 164 28 192 2,054
平成26年 32 94 472 163 23 186 2,112

統計元:厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」

※時給=年収/(月の労働時間×12ヶ月) で計算

<まとめ>

  • 中規模上の企業に比べ、10~99名の従業員規模の企業の方が月間労働時間が10時間程度長い
  • 1000名以上の従業員規模の企業の労働時間が大幅に改善し、さらに年収もアップしている
  • 平成28年は事業規模により、年収や労働時間の改善に差はあるが、平成26年と平成28年を比べると、どの規模の企業でも改善されている。

年齢と給料の関係性は?年収が最も高いのは45~49歳の整備士

一般的に年齢の高い方(勤続年数の長い方)は昇給などで収入が上がっていきます。年齢によって整備士の収入はどのように変化していくのでしょうか?

年齡による月給・年収の違い

統計によると20代前半から20代後半にかけて年収は約26%アップ20代後半から30代前半で約13%アップ30代前代から後半にかけて約7%アップし、40代後半で年収のピーク(年収499万円)を迎えるようです。

月給 年収
 ~19歳 0.9 19.9 10.1 294.4 171 10 181
20~24歳 2.0 22.1 39.8 304.4 167 18 185 122.0%
25~29歳 5.8 25.9 72.8 383.5 166 22 188 126.0%
30~34歳 9.6 29.3 81.2 432.9 168 24 192 112.9%
35~39歳 12.9 34.6 85.1 464.5 170 24 194 107.3%
40~44歳 15.7 33.6 87.9 490.5 170 19 189 105.6%
45~49歳 18.7 34.6 84.2 499.2 171 19 190 101.8%
50~54歳 20.8 35.2 70.9 492.9 176 16 192 98.7%
55~59歳 27.5 33.6 79.0 481.6 172 15 187 97.7%
60~64歳 26.4 25.0 39.6 339.4 175 8 183 70.5%
65~69歳 24.7 23.7 21.4 306.2 173 4 177 90.2%
70歳~ 26.9 23.0 8.6 284.1 167 3 170 92.8%

統計元:厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」

<まとめ>

  • 年収のピークは45~49歳(年収499万円)
  • 年収は「20代・30代」で大きくアップ!

他の職種と比べると整備士の給料は本当に安いのか
(平成28年版)

以前に比べ待遇の改善が進む自動車整備士の仕事ですが、他の業種と比較するとどうなのでしょうか?

具体的に幾つかの職種と月給や年収、そして年収を時給に換算して比較してみます。

他の職種と月給・年収を比較してみる

整備士の仕事は自動車の販売営業や保険外交(営業)、運送業(ドライバー)に比べ、月給が6.0万~0.7万円低いことがわかります。

このように月給だけを比べると上記の様になりますが、年収で比較をしてみると保険の営業、普通・小型の運送業(ドライバー)より年収が高いことがわかります。

また、整備士と同様に業務を行う上で国家資格が必要な業種である、保育士や理容・美容師と比較すると、整備士の方が月給で5.4万~6.6万円高く年収で比較すると91万~130万円と大幅に高い事がわかります。

ここでは、月給と年収に関して比較しましたが、業種によって月の労働時間の長さに違いがあるので、次は年収を労働時間で割り、時給に換算して比較をしてみます。

異業種との月給の比較 異業種との年収の比較
自動車整備士 36.8 11.8 28.9 70.6 417.8 169 20 189
自動車外交販売員 36.8 11.8 32.2 87.8 474.0 165 13 178
保険外交員 46.4 10.2 29.6 52.6 407.8 144 1 145
営業用大型貨物自動車運転者 47.5 10.9 34.9 29.0 447.3 178 39 217
営業用普通・小型貨物自動車運転者 45.4 9.6 30.9 29.1 399.3 175 32 207
保育士 36.0 7.7 22.3 58.8 326.8 169 4 173
理容・美容師 30.6 6.4 23.5 6.2 287.7 177 5 182

統計元:厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」

他の職種と年収を時給に換算して比較してみる

労働時間が長いということは、それだけ時間外手当てや休日出勤の手当てなどがつくので、給料(年収)が上がっていくことがほとんどだと思います。

各業種の年収を労働時間から時給に換算すると、整備士は運送業(ドライバー)や保育士、理容・美容師より124円~525円程、時給単価が高いことが分かります。

大型車の運送業(ドライバー)の年収は整備士より高いですが、労働時間が整備士より大幅に長く、その分、年収が高いと考えられます。

異業種との時給換算の比較
自動車整備士 417.8 169 20 189 1,842.0
自動車外交販売員 474.0 165 13 178 2,218.9
保険外交員 407.8 144 1 145 2,343.7
営業用大型貨物自動車運転者 447.3 178 39 217 1,717.8
営業用普通・小型貨物自動車運転者 399.3 175 32 207 1,607.6
保育士 326.8 169 4 173 1,574.1
理容・美容師 287.7 177 5 182 1,317.3

統計元:厚生労働省「平成28年賃金構造基本統計調査」

※時給=年収/(月の労働時間×12ヶ月) で計算

<まとめ>

  • 整備士の年収は自動車販売営業、大型貨物のドライバーより低いが、保険の営業、普通・小型貨物のドライバー、保育士、理容・美容師より高い
  • 整備士の年収は大型貨物のドライバーより低いが、時給に換算すると整備士の方が高い

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