経験者が見られるポイント
ブランクがない、またはほとんどない場合
採用担当者が気にするポイントは
「なぜ、今(前)の整備工場を辞める(辞めた)のか?」そして「数ある整備工場(企業)の中で、なぜうちの会社に応募したいのか?」「今までの経験をどう活かして貢献していくのか?」です。
「なぜ、今(前)の整備工場を辞める(辞めた)のか?」
なぜ、採用担当者が退職理由を気にするのかというと、退職理由から
- すぐに辞めてしまう人ではないか
- 他のスタッフ達と良い人間関係を築いていけそうか
- 不平や不満が多く、他のスタッフや職場のせいにする性格ではないか
- しっかりと責任を持って仕事に取り組めそうか
などを知るために気にしているということを頭に入れておきましょう。
一方で転職する方の退職する理由は大きく分けると
- 職場に待遇・人間関係など何かに不満(ネガティブな理由)
- 大きく不満はないがスキルアップの為(ポジティブな理由)
の二通りだと思います。
例えば、
- 「ハイブリット車など、最新の診断機などを用いてのトラブルシューティングや分解整備を行い、最新技術に精通した整備士を目指したい」
などスキルアップするためのポジティブな退職(転職)理由は採用担当者に悪い印象を与えることはありませんが、
一方で
- 「給料が安かったから」
- 「人間関係が悪くてやりにくかったから」
などのネガティブや理由をそのまま履歴書に書いてしまうと
「他に待遇の良い求人が出たらすぐに辞めてしまうのでは」「人間関係を築くのが苦手?本人にも非があるのでは?」などと採用担当者に懸念されてしまいます。
ネガティブな退職理由はポジティブに言い換えるようにしましょう。
「数ある整備工場(企業)の中で、なぜうちの会社に応募したいのか?」
「今までの経験をどう活かして貢献していくのか?」
転職者が通勤できるエリアにもきっと求人を出している整備工場が複数存在していると思います。
その中から、「なぜうちの会社を選んだのか?」担当者は気になります。
例えば、
- 「今の職場より待遇がいいから…」
- 「自宅から近いから…」
だったとしたら、採用担当者はどう感じるでしょうか?
また、
- 「社風があっているから…」
- 「●●●車の整備がしたいから…」
などと漠然とした理由ではなく、
どんな社風(具体的に)に対して、自分のどのような性格や考え方があっているのか
具体的になぜ●●●車の整備がしたいのか
どうしてもここで働きたい!という思いと今までの経験をどう活かして貢献していくのかを記載しましょう。
例え、「待遇が良いから」が本当の理由だとしても、それだけはなく「応募先の会社のどのようなところに惹かれ、自分の経験をどう活かして貢献していくのか」をしっかり記載しましょう。
また、事前に自分の経験してきた整備内容をしっかり振り返っておきましょう。
ブランクがある場合
採用担当者が気にするポイントは「なぜ、今(前)の仕事を辞めて、また整備士の仕事に戻りたいと思ったのか?」そして「数ある整備工場(企業)の中で、なぜうちの会社に応募したいのか?」「今までの経験(整備士以外も含め)をどう活かして貢献していくのか?」です。
「なぜ、今(前)の仕事を辞めて、また整備士の仕事に戻りたいと思ったのか?」
採用担当者は「なぜ一度整備の仕事から離れ、そして整備の仕事に戻りたいのか」が非常に気になります。その理由から
- またすぐに転職してしまわないか
- 仕事に対するスタンスが甘いのではないか
- しっかりと責任を持って仕事に取り組めそうか
- 他の職種として働いてどんな事を感じたのか
などを知るために気にしているということを頭に入れておきましょう。
一度他の仕事に就いてみて、例えば
- 「(営業職の場合)営業の仕事が向いていなくて…目標が厳しくて…」
- 「(運転手)給料が上がると思って転職したが、体力的に厳しくて…」
など、元の職種(整備士)に逃げ帰ってきたように思われるような動機は印象が良くありません。
「他の職種を経験して、いかに整備の仕事にやりがいがあったのか再確認した」
「他の職種を経験して、その経験を整備の●●●に活かせると思って」
などと、前向きでポジティブな理由を考えましょう。
「数ある整備工場(企業)の中で、なぜうちの会社に応募したいのか?」
「今までの経験(整備士以外も含め)をどう活かして貢献していくのか?」
転職者が通勤できるエリアにもきっと複数の求人を出している整備工場が存在していると思います。
その中から、「なぜうちの会社を選んだのか?」担当者は気になります。
例えば、
- 「今の職場より待遇がいいから…」
- 「自宅から近いから…」
だったとしたら、採用担当者はどう感じるでしょうか?
また、
- 「社風があっているから…」
- 「●●●車の整備がしたいから…」
などと漠然とした理由ではなく、
どんな社風(具体的に)に対して、自分のどのような性格や考え方があっているのか
具体的になぜ●●●車の整備がしたいのか
など、どうしてもここで働きたい!という思いと今までの経験をどう活かして貢献していくのかを記載しましょう。
例え、「待遇が良いから」が本当の理由だとしても、それだけはなく「応募先の会社のどのようなところに惹かれ、自分の経験をどう活かして貢献していくのか」をしっかり記載しましょう。
また、事前に自分の経験してきた整備内容をしっかり振り返っておきましょう。
ブランクがある場合は採用担当者には「整備経験」をアピールするだけではなく、一から整備士として出直すくらいの熱意を伝えるとよいでしょう。
異業種(異職種)で学んだ経験を整備士としてどのように活かして業務にあたっていくのかもしっかり志望動機・自己PRに盛り込みましょう。
無資格・未経験者が見られるポイント
無資格・未経験者の履歴書で採用担当が最も重要視するポイントは「志望動機」です。
志望動機から採用担当者が一番知りたいことは「なぜ整備士の仕事がしたいのか?」
次に「数ある整備工場(企業)の中で、うちの会社に応募したいのか?」です。
整備士の仕事は楽な仕事ではありません。
無資格・未経験の場合に行う事が出来る業務はタイヤ交換やオイル交換がメインとなります。
そのような見習い期間を経て、まずは3級整備士を取得し、その後また経験を積み2級整備士取得となり、長い期間を経て一人前の整備士となっていきますので、努力や忍耐も必要となります。
最初からエンジンや足回りの整備を行う事は出来ません。
「車が好きだから」や「昔から整備士にあこがれていた」などはとても大切なことですが、それだけでは整備士の仕事は勤まりません。
無資格でも出来る仕事内容と出来ない仕事内容をしっかり理解し、最初に取得を目指す「3級整備士」を受験できるようになる条件などもしっかり理解しておきましょう。
無資格でも自分が出来る仕事内容や資格取得までの道のりをしっかり理解していることで、志望動機の書く内容や面接の際の受け答えが変わってきます。
「自分が行う事が出来る内容を知らない」=「整備の仕事を理解していない」
「本気で整備の仕事をやりたいという熱意がない」
と採用担当者に受け取られてしまいますので注意しましょう。