整備士転職ノウハウ|ダメな履歴書の共通する失敗ポイント~整備士転職でのNGな書き方・内容~

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ダメな履歴書の共通する失敗ポイント~整備士転職でのNGな書き方・内容~

書類選考で落とされる履歴書にはいくつかの共通のNGポイントがあります。職歴や経験だけでなく、書き方や書類の見た目など履歴書の印象が悪ければ書類選考で落ちてしまい、面接の機会すらもらうことができません。転職活動の時に重要な書類の一つとなるのが履歴書です。
書類選考を通過するためにもダメなポイントを知り、良い履歴書を作成できるようになりましょう。

整備士の転職でダメな履歴書の共通する5つのNGポイント

NG:1手抜き感が伝わってしまう

未記入の箇所がある

履歴書は正式なビジネス書類です。空欄があるということは「書類不備」という扱いになってしまいますので、履歴書の項目は全て記入しましょう。

本人希望欄等も書く内容がなかった場合でも、「貴社規定に準じます」など必ず書くようにしましょう。

志望動機、自己PRの記載が短すぎる

「車が昔から好きで、車に関わる仕事がしたかった…」
「整備士の仕事を10年していますので知識・技術があります…」

などと、一行、二行で志望動機や自己PRを終わらせていませんか?

短すぎる文章は履歴書がスカスカに見え「手を抜いている」印象を与えてしまいます。

また、熱意やあなたの強みが採用担当者に伝わらず、「やる気がない人」「仕事が出来なそうな人」という印象を与えてしまいます。

誤字脱字が多い

誤字脱字は「漢字もしっかり書けない人」「言葉を知らない人」などという、良くない印象を与えてしまいます。

それ以上に「注意力がない人」「最後に確認をしない人」というようなイメージを持たれてしまいます。

特に整備士という職業は自動車整備を通じて運転者の「命」を預かる仕事なので、「注意力がない」「最後に確認をしない」ということは「整備不良→重大な事故」につながってしまう可能性が高まり、就職にあたって致命的な印象を与えてしまいます。

履歴書を使いまわしている

同じ職種への応募だからと言って、まったく同じ内容の履歴書を複数の会社に使いまわすことはやめましょう。

志望動機は整備士をしたいという動機だけではなく、なぜ応募先の会社に勤めたいのかが重要です。そう考えると1社1社、志望動機は違うはずなのです。

志望動機が使いまわせるような内容ということは、当たり障りのない内容ということです。

これでは、採用担当者に「採用したい」と思わせるのは難しくなってしまいます。

しっかり応募先の会社の事業内容や業務内容、そして会社の理念・取り組みなどを調べて「その会社に勤めたい理由」を明確にして応募しましょう。

また、不合格だった場合、履歴書が返送される場合もありますが、一度提出して戻ってきた履歴書をそのまま次の会社に提出することはやめましょう。日付や履歴書の折り目などの使用感からすぐにばれます。このようなことをする方が面接に進める確率はほとんどありません。

NG:2内容が読みづらい

字が大きすぎるまたは小さすぎる

字が雑なのも印象が良くありませんが、文字の大きさも重要なポイントです。

記載する枠に対して字が大きすぎても読みづらいですし、逆に小さすぎても読みづらくなってしまいます。

履歴書を書く際には、友人やご家族など誰でも良いので、一度、第三者に読んでもらって読みやすい文字の大きさかどうかアドバイスをしてもらうとよいでしょう。

職歴、学歴、生年月日、資格取得時期などに西暦・年号の統一性がない

履歴書には「年」を記載する箇所がいくつか出てきます。

その項目が2016年(西暦)だったり、平成28年(元号)だったりと書き方が統一されていないと、採用担当者が履歴書を読む際に非常にわかりづらく、いちいち「西暦→元号」などのように変換して考えなければならず、「相手のことを考えられない人」というレッテルを貼られてしまいます。

間違った箇所を修正テープや横線で訂正している

手書きで履歴書を作成していくと、誤字脱字など文字を書き間違ってしまうことがあると思います。その際は修正テープなどで消すのはやめましょう。

修正テープなどで消すと、採用担当者が読みづらくなり印象が良くありません。

また、一般常識として、正式なビジネス文書などには、修正テープは使用不可となります。履歴書も正式なビジネス文書なので一般常識を疑われてしまいます。

NG:3ビジネスマナーが出来ていない

写真の服装や髪型

履歴書の写真を撮影するときはスーツを着用して撮影しましょう。また、コートを着たままや帽子をかぶったままの写真は一般常識を疑われます。

髪に関しては髪型や髪色など清潔感が感じられる髪型で撮影に臨みましょう。寝ぐせなども採用担当者に良い印象を与えません。

職歴の会社名に(株)などの略語を使っている

会社名は(株)(有)などと省略せず、しっかりと「株式会社●●●●●」や「有限会社●●●●●」と書きましょう。

正式なビジネス書類に略語を使うことはマナー違反になります。

履歴書の書き方のマナーに沿っていない

手書きで記入の際はボールペンで記載、字は丁寧に書く、修正テープは使わないなど履歴書の書き方にはいくつものマナーが存在します。

マナーが出来ていないと「常識がない」「仕事が出来なそう」などと悪い印象を持たれてしまいます。

未記入の箇所がある

履歴書の項目に空欄があるということは「書類不備」でビジネスマナー違反です。

志望動機や自己PRはもちろんですが、本人希望欄や配偶者の有無などの項目も書き忘れがないように注意しましょう。

NG:4志望動機・自己PRがネガティブ・抽象的

志望動機がネガティブ

「今の給料に不満があり、待遇が良いところに勤めたい…」
「社内の人間関係が悪く、新しい職場に勤めたい…」
「サービス残業が多くて疲れたので、残業が少ない職場に勤めたい…」

などと転職する理由(特に前または今の職場の待遇や環境)をネガティブに記載することはNGです。

ほとんどの企業は物事をネガティブに考える人より、何事にも前向きでポジティブに行動できる人を採用したいのです。

「待遇に不満」は「努力や結果が評価される職場に勤めたい」
「人間関係が悪い」は「チームワークを大切にしながら業務にあたりたい」

などと志望動機はネガティブなものではなくポジティブに置き換えましょう。

志望動機が抽象的

「社風があっているから…」、「●●●車の車の整備がしたいから…」では志望動機が抽象的過ぎます。

どんな社風(具体的に)に対して、自分のどのような性格や考え方があっているのか
具体的になぜ●●●車の整備がしたいのか

などを記載しないと、「どうしてもここで働きたい!」という熱意が伝わらず「今の職場を辞めたいから転職なんだろうな」などと採用担当者はネガティブなイメージを持ってしまいます。

自己PRが抽象的

「私は整備士として長く勤めているので経験があります」などという感じでは具体的にどのような経験を積んでどの位の技術力があるのかが採用担当者には全く伝わりません。

「経験が長い事」と「整備の技術・知識がある事」は必ずしもイコールなわけではありませんので、具体的にどのようなメーカーや車種のどのような整備内容を経験しているのかを具体的に伝える必要があります。

NG:5履歴書を郵送する際の封筒のマナーがNG

宛名が間違っている

採用担当者が一番最初に目にするのは履歴書などの書類ではなく、それらの書類が入っている封筒です。

宛名の社名が間違っていた場合、応募先に対して失礼ということはもちろん

本当にうちの会社に入社したいのか怪しい=転職できればどこでもいいのでは?
郵送する前に確認もしない人=仕事も雑そう

などという、悪い印象を与えてしまいます。

封筒のマナーが出来ていない

宛名の書き方(書く場所や様や御中などの敬称の使い方)、封筒の閉じ方、裏面に自分の住所などを記載しているかなど、社会人としての一般常識も封筒から見られています。

このようなマナーが出来ていないと採用担当者に悪い印象を持たれてしまうので注意が必要です。

履歴書がNGにならないためにあわせて読みたい

採用担当者(読み手)の気持ちを考えて書きましょう

自分が採用担当者だという気持ちで、
書いた履歴書を読み直してみましょう。

自分が採用担当者だったら、受け取った履歴書の書き方が雑だったり、汚れていたり、志望動機が「今の職場に不満が…もっと給料いいところに勤めたい…」だったらどう感じるでしょうか?

きっと、履歴書はきれいで読みやすい方が印象はいいですよね。
また、書き方が雑だったり、手抜き感が感じられるようであれば、「仕事が雑そう」「やる気がなさそう」と感じるのではないでしょうか。

転職の理由の本音は「不満」だったとしても、それを前面に出された志望動機だったら、採用したいとは思わないでしょう。

履歴書を書く時には「自分が採用担当者」だという気持ちで、履歴書を読み直し、「これなら会ってみたい、面接してみたい」と思える内容かどうか考えてみましょう。

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