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Dさん
整備の仕事に関する様々なご質問をクラッチ求人編集部がお答えします。
今回は「整備士のKさん」にインタビューを行ってきました。
一般的なイメージでは、自動車は大きく、重いものなので、技術の仕事というよりも力仕事のイメージを持っている方も多いかと思います。そのせいもあってか、体力がないと整備士の仕事はできないのではないかと考えてしまうのもわかります。
自動車の整備では小さい部品を扱うことも多いのですが、中には大きい部品や非常に重い部品もあります。
また、自動車のサイズは小さい軽自動車から非常に大きなトラックや建機(建設機械)などの大型自動車まで様々です。
確かに、体力がないと辛い仕事内容もあるのですが、しかし体力が人並みだとしても整備士の仕事はできます。
また、整備士としての経験を積んでいけば、将来的には自動車整備の現場だけでなく、車検などの検査が主な業務となる「自動車検査員」や第一線でお客様と接する「サービスフロント」または「営業」などの職種に就くこともできますので、そうなると重たい物を運ぶ作業はほとんどありません。
年を取っていくと体力や力が落ちてきてしまう場合も多いので、若いうちにしっかり経験を積んでおくことに越したことはないと思います。
整備の仕事の中で、体力や力を必要としてくるのが大型自動車を整備する時です。
大型自動車に使われている部品の多くは、一人だけでは持つのが大変になるほど重たく大きいです。
大型車の整備は力仕事になることが多いので、体力も必要になります。
大型車専門の整備工場では、普通車や軽自動車の整備工場とは違い、大型車整備専門のパーツや部品などを移動する為の機材などをしっかり完備している所も増えてきています。そういった機材をうまく利用することで、体力の負担を軽減し業務を行うことが出来ます。
体力に自信のない方もそうですが、大型車の整備に興味がある方は、就職する前に、大型車整備の為のタイヤや大型パーツを運ぶための機材が導入されているかを確認してみましょう。
また、体力に自信がない方は、大型自動車を扱わない整備工場を検討する方が良いのかもしれません。
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軽自動車や普通自動車は、大きな部品や重たい部品ももちろんありますが、体力がなければ出来ないわけではありません。
もちろん、体力や力があるに越したことはありませんが、整備のコツや工具のうまい使い方など、経験をしっかりと積めば、体が小さく体力がない人でも大きな問題にはなりません。