整備士転職ノウハウ|夏場や冬場など、整備士はどんな服装で仕事をしているの?

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夏場や冬場など、整備士はどんな服装で仕事をしているの?

整備の仕事に関する様々なご質問をクラッチ求人編集部がお答えします。

今回は「整備士のKさん」にインタビューを行ってきました。

一年を通して、基本の服装は「つなぎ」ですね

私の職場では、整備士は基本的に一年を通して会社から支給されている「つなぎ」を着て仕事を行っています。

整備士の仕事は、工場の中での作業になるのですが、工場内は車の出入りが激しく、さらに換気が必要なため、暖房や冷房を十分にすることができません。
そのため、一般的には整備の現場は、冬は寒く、夏は暑いです(笑)

夏場でも整備作業中は「長袖のつなぎ」なので、中の服装で調整してます

職場から支給されている「つなぎ」は全て長袖のものなので、夏場でも整備作業中は長袖のつなぎを着用しています。
そのため、つなぎの中に着るTシャツなどを速乾性※1のあるものや、メッシュなどの風を通しやすい物※2にしています。

支給されている「つなぎ」はあまり汗を吸わない素材なので、中にTシャツを着ないとベタベタで気持ち悪くなるので、必ず中にはTシャツを着るようにしています。
汗を多くかいている日などは、休憩時間にTシャツを着替えたりもしますね。

半袖のつなぎも売ってはいるのですが、職場の方針もあり「つなぎ」は一年を通して長袖のものを着用しています。

※1※2:インタビューの中で商品名が出てきたため、クラッチ編集部で単語を置き換えています。

Kさんの職場の整備士が長袖のつなぎを着用する理由

  • 上下別の作業着だと、ズボンと上着に隙間やたるみができ、そこが機械に引っかかる・巻き込まれる危険がある
  • つなぎは前面のファスナーなどの金属部分が隠れるように作られているため、自動車等に傷をつける恐れが少ない
  • 半袖の場合、腕が見える状態なのでケガをしやすい。また、特に夏場はエンジン回りなどの部品が熱くなっている場合もあるので火傷の防止のため

冬は「つなぎ」の中にトレーナーや吸湿発熱素材の長袖シャツ※3を着て対応してます

冬場は防寒対策として、つなぎの上に着るジャンバーを支給されていますが、整備作業中は邪魔になるので脱いで作業を行っています。

整備作業中の防寒対策は、つなぎの中に厚手のトレーナーや吸湿発熱素材の長袖シャツ※3を着ることで対策をしています。
それと、冬場は手先が冷たくなり作業効率が下がるので軍手やメカニックグローブの中にゴム手袋をつけながら作業を行うときもあります。

※3:インタビューの中で商品名が出てきたため、クラッチ編集部で単語を置き換えています。
吸湿発熱素材の長袖シャツ:汗などの水分を吸収し発熱する素材で作られた長袖のシャツ。冬場などに寒さ対策でよく着用されます。

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