整備士の5つの転職活動のステップごとに、やるべきこと、考える事の大切なポイントをまとめました。一番効率的な流れを紹介していますので、この流れを頭に入れて活動をスタートさせれば、無駄な作業が減り効率よく活動できます。
転職活動を始める前に、まずは事前準備を始めよう
- 失敗しないポイントとして、早く辞めたいからと、あせって準備不足のまま行動しないように。
- 活動をはじめる前に事前準備をしっかり行えば、書類作成や面接の準備が楽になり、転職成功の確率があがります。
転職活動の計画・スケジュールをたてる
- 活動期間で多いのは1~3ヶ月です。中には1年かけている人もいます。
- 成功の確率を上げるには、事前の計画が大事なポイント。
- 活動期間はどのくらいか、仕事を続けながら活動するのか、整備士の転職に有利な時期などはないか等を考えながら、大まかな計画を立ててみましょう。
転職したい理由を考える・転職する目的をまとめる
- なぜ転職するのか?本当に必要な転職なのか?転職で何を成し遂げたいのか?などをしっかり書き出してまとめましょう。
- 理由や目的を考えておくと、応募したい企業の選択や、自分のアピールポイントがより明確になります。
今までの仕事内容を整理し、自己分析をする
- 今までの仕事内容を、立場や担当範囲、身につけた専門能力や資格などの詳細まで整理しましょう。
- 整理した内容は必ず紙やデータでの保存を忘れずに。
- 具体的に行っておくと、後の応募書類作成や面接準備がとっても楽になります。
転職経験者の成功・失敗談を調べたり、自分以外の第三者の声を聞いてみる
- ずっと1人で考えていると、「人からどう見られるか」といった、客観性が薄くなってしまうことも。
- 友人・知人に聞いてみたり、同じような境遇の転職成功事例・失敗事例を探してみて、今の自分を客観的に見る作業も忘れずに。
- 1人だと行き詰まりがちな転職活動なので、意外な発見があったり、気分転換にもなります。
失敗しないお金の知識を知っておく
- 以外と失敗談が多い転職活動のお金のはなし。
- 転職活動資金や、当面の生活費に関してはもちろんのこと、税金・社会保険関連や、ローン関連など、幅広く影響してきますので、損をしないように、きちんと情報収集しておくと安心です。
情報を収集する
- 「この転職は失敗だった!!」「こんな仕事内容だと思ってなかった!」と入社してから後悔しては、時すでに遅し・・・
- そうならないためには、どれだけ詳しく応募先の情報を知っておくかが大事なポイントとなります。
- 今より良い職場で整備士になるにはきちんと情報を入手したうえで、自分にピッタリの企業を選んでいきましょう。
業界・職種・企業研究をしてみよう
- 整備士関連、車関連の業界紙、新聞、企業HPなどをチェックします。
- 整備業界は、自動車業界の影響を大きく受けるため、自動車業界の研究もしてみましょう。
- 企業研究では、給与や目の前の仕事内容だけではなく、経営者、全体の事業内容、経営状況、職場の風土などをあらゆる角度から見てみることが大事です。
求人情報を見てみる
- 転職活動は、働きながら活動するケースも多いので、効率良く進めることが重要です。
- 求人サイト、転職情報誌、ハローワークなどの求人情報ツールを上手く活用しましょう。
- あらかじめ自分の希望条件を明確にして優先順位をつけておくと、求人票のみるべきポイントも整理されて、自分にあった応募先に出会う確率があがります。
- 1つだけではなく複数の求人を比較検討してみることも重要です。
応募する企業を選ぶ
- 事前準備がある程度完了したら、いよいよ、実際に応募する企業を選ぶ作業に入りましょう。
- 選ぶときには、転職の目的や、自己分析で見えた自分の強みを振返り、入社後に仕事内容・条件と自らの希望にギャップが起こらないような応募先を選んでいきましょう。
応募書類を作成し企業へ応募する
- 応募書類は、自分の代わりに面接に行ってくれるモノと考えましょう。
- 効率が良いのは、職務経歴書を作成してから履歴書を作成するという順番です。
- 読む人の立場になって、丁寧に書きましょう。
書き始める前に志望動機や自己PRを整理しよう
- 整理するためには、実際に思いついたことを書き出してみてからまとめるのがおすすめです。
- 志望動機・自己PRといった大事なポイントを整理しておくことで、その後の書類作成の時間や面接対策の時間が大幅に短縮されます。
志望動機に関して
自己PRに関して
職務経歴書を作成する
- 採用担当者が応募書類の中でもっとも重視するのは「今までの業務経験」。
- 整備士業務の経験者であれば、経験したことは大事なアピールポイントになります。できるだけ詳しく、今までどんな業務に取り組んできたかを書きましょう。
- 未経験者はなぜ未経験でもその職種なのかを、志望動機できちんと説明しましょう。
履歴書を作成する
- 丁寧に心を込めて、誤字脱字の無いように書きましょう。
- 履歴書の第1印象(読みやすさ、写真の印象)は、採用担当者が選考する時にとても大事にするポイントです。
応募する・郵送する
- ポストに入れるまで、気を抜かず、封筒の宛名は丁寧に、きれいな状態で送る。
- 入れ忘れが無いように、封をする前に確認しましょう。
- 記入したことを忘れないように、応募書類はコピーして面接まで取っておくのがおすすめ。
面接を受ける
- 書類選考を通過したら次はいよいよ面接です。
- 緊張するのが当たり前の面接ですが、きちんと自分をアピールすることが大切です。
- 笑顔で、ハキハキとした受け答えができるよう、事前準備をして望みましょう。
面接の流れをイメージしておく
- 面接会場への到着~入室~着席~面接~退室~面接後まで一度流れをすべてイメージしてみましょう。
- 頭の中だけではなく、部屋のノックや着席など実際に行ってみると、より本番のイメージがわきやすくなります。
面接の基本的なマナーを確認しておく
- 第1印象は最初の10秒までで決まる!という有名な法則があります。身だしなみのマナーは必ず確認しておきましょう。
面接官が見ているポイントを知っておく
- 緊張しすぎず、「素の自分」を出しましょう。面接官はいろいろな質問からあなたの本来の人柄やセンスを見ようとしています。
- 熱意が伝わるかどうかは大事なポイントです。どうして入社したいのかをきちんと伝えられるよう練習しておきましょう。
面接でよくある質問に対してハキハキと答える練習をする
- 面接の時は、相手の目を見てハキハキ答えることを意識してみましょう。それだけでだいぶ印象が良くなります。
- よくある質問を知っておく、それに対しては答えを用意しておくと、当日の緊張が少なくなります。
円満退職・入社準備をする
- 内定獲得おめでとうございます。
- 実は意外と多い、退職時のトラブル。
- 自分の都合だけではなく、会社全体や部署の都合を考えて行動することが社会人としての最低限のマナーです。
退職活動の流れを知って円満退職しよう
- 退職がスムーズに行かないと、転職先の入社に支障がでることも。
- 円満退職するには事前の計画を忘れずに。
- 会社側の後任者の選定や、業務の引き継ぎの期間も考えましょう。
- 一般的には退職の意思表示のめどは1~2ヶ月前といわれています。
退職にともなう各種手続きを完了させる
- 保険、年金の手続きなどの手続きが発生します。
- 知らないと金銭的に損をすることもあるので、注意しましょう。
- 退職後に転職活動するときは条件を満たせば失業給付金を受け取れます。
入社・初出勤
- 出勤初日にバタつくことの無いよう、提出書類・就業規則・持ち物などを確認しておきましょう。
- 転職先の業務の予備知識を習得しておくことも重要。取扱車に関してなど、事前に入手できる情報は調べておきましょう。
- 整備工具が持ち込みの場合は準備しておきましょう。
CLUTCH(クラッチ)求人編集部
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